きっかけは夫婦喧嘩。私は前日からイライラしがちで、ついに旦那と衝突。旦那は今まで個々の同居トラブルに関してはアベレージで嫁が納得できる対応をしてくれてきた。ということは、旦那は姑と同居する嫁がかかえるストレスについて納得ゆく理解と共感をしてくれていると解釈していたのだ。
ところが、それは勘違いだったということがわかった。たしかに、姑とトラブルになる度に、嫁の気持ちや言い分は理解してくれていた。けれども、結婚してから今までに積み上がったストレス全体に対する理解は薄いものだった。
同居嫁のストレスについて、点としては共感できても面としては理解が足りない。そんな印象だった。夫婦喧嘩して分かったのだが、旦那は私がイライラして怒りモードに入っているのは、最近忙しくてどこにも出かけていないとか、夫婦の会話の時間が少ないせいだという見当違いの理由からだと思っていたのだ。夫婦の会話が少ないと言っても、家に帰ってくればスマホばかりしてる旦那がよく言ってくれるさ…と、正直に思うのだが。
「そんなことで私が怒っていると思ってたわけ?」
呆れ果てた…違うならはっきり言えよと言うので、今まではいくら何でも口にするのはマズイんじゃ・・・と思っていたことを爆発させることにした。
「今までのことが全部積み重なって、私はもう義母さんの顔を見るのも嫌なの。いちいち何か言うこともする事も全部嫌なの!もう、そういうとこまできてるの!!私のイライラは全部!同居からきているの!!!」
「母親はずっとそういう性格できたから、もう、今さら変われって言っても無理なんだよ。仕方ないで済ますのは申し訳ないけど、どうにもならない。自分は悪いことを言ったとか、それを聞いた人はカチンとくるんだとか理解できないんだ」
「でも、絶対に自分だけ我慢してるんだとか思ってるんだよ。 自分はいい姑だとでも思い込んでるんじゃないの? 冗談じゃないわ。自分は散々、批判的な事を言っておいて、人が少しでも同じようなことを言うとすぐに不機嫌になっていつまでもブツブツ言うくせに……」
「うん、でも、どうにもならないんだよ。」
旦那の言い方に、だから我慢しろという意思は感じられなかった。旦那自身もイラついている姑の性格、今さら治らないのは私だって知っている。でも、分かっているのとそれを受け入れられるか否かというのは別問題だ。
そんな姑に引っ掻き回されて積み上がった私のストレス。個々のトラブルではなく、同居そのものからくるイライラ。この問題は夫婦関係すら揺るがしてしまいかねない根の深い結婚問題である。言い換えれば、すぐ先には離婚問題が待ち構えているとも言える。
旦那はもう少しわかってくれていると思っていたのにガッカリだ。だけど、実はよくわかっていなかったのだということに気づくことができた。知ってて知らぬふりをしていたわけじゃないということだ。
ただし…私にもわきまえておかなければならない点があるのだ。それは、いくら事実でも自分の親を悪く言われたらいい気はしない。姑は私にとってはストレッサーである以上に元は他人なのだ。その一方で、旦那にとっては〝親〟である。相性も悪く気に入らない他人であればいくらでも文句も言えるし愚痴も止まらないだろう。しかし〝許せない〟という感情は、他人と親とでは質の違うものとなる。
配偶者に自分の親の悪口を散々言われれば、場合によっては離婚の原因にもなるだろう。嫁と姑の問題が原因で夫婦喧嘩となった場合、一触即発で離婚劇に発展する可能性は大いにあると実感した。
もう別居する?
お部屋探しはレオパレス21
お部屋探しはレオパレス21
姑と嫁のトラブルやストレスは尽きぬもの。それが同居嫁となればなおさらのこと、問題は積み上がる。姑と同居嫁の関係って・・・もうどうにもならないのか?上手く付き合えば、姑は安心を得て嫁は知恵を得るwinwinの二人にもなれるだろうに、そうはいかぬが世の常か・・・・・・このブログは、姑と同居する嫁が主観100パーセントでストレスを言語化するブログである。
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