姑には仕事があって収入がある。だから年金と息子の給料にぶら下がっているだけじゃないからけっこう強気で話すのが〝お金のこと〟である。
女も(嫁も)一人で稼ぐ能力を身につけておかないとどうのこうのというアレである。自分に自信がある姑だから、経済的に若い者に支えられているよそよそしさも遠慮も悪気も何にも無いのである。
普通、姑のお金の問題と言えばこうだと思う。
お金がないから、同居嫁や息子にお金を要求すると言ったもの。要求って言っても、やはりそこは恵んでもらう立場だから強い弱いの立場関係であれば姑は当然弱い立場となる。
けれども、姑にお金があればどうだ?姑に収入があればどうだ?
うちの姑がまさにそれであるのだ……。――昨日姑が「今日は友達と会うから夕飯いらないよ。帰りも遅くなると思う」と言った。
やったーっヽ(^。^)丿♪
姑はいつも車で出かける。酒もキライじゃない。
その瞬間、私の口から出てた言葉は
「車で送っていくよ。そしたらお酒のめるじゃん♪」
アタシってただのエーかっこしぃじゃん。
夕方、車に姑を乗せ、出発。
姑のお金の話が始まった……。
姑の元同僚(55歳)が旦那に離婚言い渡された話をし始めた。でもって最後に、あたしへの皮肉に話の方向を転換してしまったのだ。「その人も仕事を持ってて良かったよね、いつ何があるかわからないから、女も一人で稼ぐ力を持たなきゃね」って遠まわしにオイラに「働け」って言ってんのか!?だよな、絶対……。
「旦那だって病気にでもなったら収入なくなって大変だよ」
旦那さんの仕事は“請負”つまり従業員はいないが自営業である。
「そっか、やっぱり来年から小規模企業共済に入ろうっと。」
小規模企業共済に休業補償はないが、難しいこと言ってみただけ。
はぁっ....送らなきゃ良かった。お金の話はもううんざりですよ…
あ"〜も〜アタシって馬鹿っ!! (T▽T)
「あのね、あんたの息子は家の事をちゃんとやってくれる方がいいって言ったんだよ。
それはね、あんたが料理洗濯をまともにやらない親だったからだよ。
今では毎日キレイなお風呂に入れて喜んでるんだよ」って言えない。(-"- )
そういえば、姑が定年退職になった時の口癖が
「あ〜早く次の仕事みつけなきゃっ。二人でぶら下がってちゃ、嫁が可哀想だ」...である。ヾ( ̄o ̄;) チガウヨ
あのね、ぶら下がってるのはアナタだけですっ!
もういっちょ言わせていただければ、年400万以上稼いでて、おまけに舅の遺族年金もしっかりもらってたんだから、少しは住宅ローンの返済援助して欲しいだわっ。
ちなみに旦那さんは姑の年収をしらない。「保険やらなにやら払ったら手元に一銭も残らない」とボヤいてるのを信じているようだ。
嘘コケっ。 (( ̄_ ̄ )
(注)私が姑の給料を知ったのは、確定申告を手伝ってやったからである。