姑の気配や存在感は気になり出すと強烈なストレスだ。
同居している以上、嫁が姑の行動形態をイヤほど見せられるその一方で、姑はしゅうとめで嫁の行動を目で追っているんだろうね...＿|￣|○まーお互い様の話だけれど、ひとつ屋根の下で暮らしている以上目に付くことは確実に気になるんだし、それがエスカレートすると〝監視されてる〟感覚を抱いてしまうのだ。
朝階段から降りてくる気配、台所に入った気配、風呂場で洗濯機ばまわしてる気配、仏壇にお茶をあげている気配、外から帰宅した音、花壇をいじっているだろうの気配、風呂にはいる音……言わば、ぜんぶ丸見え。
姑の気配をストレスに変えないためにはホント、嫁と姑の距離感は重要だ。でもね…せまい家の中で物理的な限界もあるんだけどね。
とにかく、広くない家の中で、気になり出すとトコトン気にしてしまう音と気配なのだ。
そもそも旦那は他人で、姑は旦那の親。ってことは、同居するこの家では私ひとりが部外者的存在感だとも言える。
だからわたしは必要以上に警戒心が高まっているのかもしれないが……なんでもかんでもストレスとなりがちな姑との人間関係は旦那との人間関係以上に難しいと思う。
そんな姑が、先日、サプリメントを買っていた。
スッポンの血5,250円、体質改善用の補助食品11,500円
両方とも１本で１ヶ月分の量でございます…しっかり契約して口座引き落としにされました。毎月定期的に宅配で届くそうです。紹介者がいて、婆さんも誰かに紹介すると手数料がもらえる、いわゆるマルチ商法の健康食品です。
これがもし、自分の母親なら絶対に反対！ けれど姑のすることには文句は言いにくいのだ。だいち、言っても無駄！
同居の嫁や旦那の意見よりも近所の人の意見なら聞く姑！
姑の言い分はこうだ。「いいじゃない。自分の年金で払うから好きにさせといて」ですと…はいはい、ご勝手に！
断らない限りは永年に毎月送られてきて口座から落ちる。
不謹慎でも、姑の〝もしもの時〟サプリメントを解約する連絡先等はしっかり把握しておかないといけない。
でもこれ、高齢者を持つ家族の意識として大事なことだと思う。
行動形態、趣味、嗜好品…同居していると無条件にバレバレになるのはストレス。
嫁が姑の嗜好や買い物の内容、お金の使い方を知るということは、その逆もあり。私は姑に、嗜好やお財布事情まで把握されると思うとウンザリどころかストレスだ。
姑と嫁がお互いに見えて欲しくない〝自分のこと〟が容赦なく丸見えになる〝同居〟
うーん……こういう問題を波風立てずにうまくやるには、やはりやはり旦那の存在感がキーポイントとなるんじゃないの？