姑と同居する嫁としては、普段からストレスに悩まされているせいか高齢者に対するアンテナの感度は高い。
つまり、自分ちの姑の行動だけじゃなく、隣家の高齢者の動きも気にはなるということ。「となりには負けたくない」
こういう心理は誰もが持っている心理だと思うが、実は、ウチの姑にもこの心理が存在した！
競争心というか張り合うというのか…
生活をしていておとなりの生活スタイルをライバル視してしまうことはままある。
となりには負けたくない＝となりが始めればすぐに真似をする。
――お隣のおばちゃんは72歳。
41歳でご主人を病気で亡くして、女手ひとつで子供を育ててきた人。しっかりしてらっしゃいます。
私にとっては、知識も豊富で、色々教えてくれる人。
けれども、姑と隣のおばちゃんの関係は不思議なのです。
ウチの姑と隣家のおばあちゃん…表情はニコニコの二人ですが内心には「負けられません貴女には」 そんなオーラが出ております（＾＾；
姑のライバル心にまつわる代表的なのがオール電化の話。
旦那がオール電化提案をしたのは今から2年前です。灯油ボイラーが30年も経ち寿命が近づいてきたこと、ガスレンジの買い替え時期がきていたことでした。西日本エリアでの太陽光発電姑は不器用ですので、このガスレンジを使いこなせませんでした。なので、なんどガスレンジから火が上がったことか……。
私と旦那がオール電化の導入について思案していると、姑が乱入！
「どこもオール電化とかしてないのに、そんなことしたら近所に笑われる。電気は癌になる。私が生きとる間は絶対に電気にしちゃいかん！死んでから何にでも勝手にしてくれ」
姑は猛反対でした…
旦那と私はムカムカ(-.-#)
当時、この件でどれだけ旦那と姑の言い争いを見てきたことか…
その結果、あまりの姑の反対に、しかたなく、ガスレンジだけの買い替えとしました。
そして、その後ちらほらとご近所はオール電化に代わっていきます。
「癌になるのに、みんな何もしらんのよ！」
ハイハイ…と姑の妄言に馬耳東風の旦那と私。
ところが、一昨年。お隣さんもオール電化に…すると姑、
「うちもおーるでんかにするっ！」
「はぁ〜〜？？？？？？」 （＿△＿；
死んでからじゃなかったのか？
ガラストップのガスレンジまだ２年ちょっとしか使ってないがな。
高かったんだぞあれ（#−−）
あんなに猛反対したのはどこの誰？
隣に工事がいつ入るか、いくら有料でするのか？鍋がどうしたこうしたと、そりゃぁ〜まぁ〜〜すごい勢いで、お隣の息子さんをみかけるたびに聞き出す姑。
そしてなぜだか、おばちゃんには一言も聞かない(°°;)
ウチの姑…なんて女だ…(;゜ロ゜)